カプセル

ローヤルゼリーとはちみつの違いは?

ローヤルゼリーとはちみつは、同じ原料から採取されます。
はちみつは皆さんがご存知の通り、パンに塗って食べたり料理に加える調味料です。
この2つの食品の違いは一体何なのでしょうか。
含まれる成分や味、特徴を見てみましょう。

決定的な違いと言えば、含まれる栄養素が違います。
ハチミツは糖質ですが、ローヤルゼリーは炭水化物です。
ローヤルゼリーは働き蜂が作り出す栄養食で、女王蜂と幼虫のみ食べることができます。
はちみつは働き蜂が食べる食事ですので、糖質とわずかな水分、そしてミネラルとビタミンが含まれています。

ローヤルゼリーにははちみつと違い、アミノ酸やミネラル、ビタミン、たんぱく質などが含まれています。
栄養価が高い食事を、女王蜂と幼虫たちが食べるのですが、食べることができる幼虫は将来女王蜂となる候補受精卵のみ。
生まれてすぐ栄養たっぷりのローヤルゼリーを食べることができるので、どんどん大きくなります。

女王蜂の体は、働き蜂よりも3倍あります。
寿命も30倍以上長く、働き蜂よりも体力がありとても長生きです。
この事実だけでも、働き蜂と女王蜂の食事に含まれる栄養素の違いがよくわかります。

また、ローヤルゼリーとはちみつは味と見た目が全く違います。
ローヤルゼリーは白い乳糖のような色をしており、舐めてみると酸味が強く舌がピリピリします。
はちみつはとても甘く、70%が糖分でできているのでとても美味しいです。
味としてははちみつの方が食卓に並ぶ確率が高いですが、栄養価が高く摂取すべき食材なのです。
人が活用しても、女王蜂が得ているような効果をしっかり得ることができます。

このような違いから、私たちの食事への取り入れ方の違いがわかりましたでしょうか。
はちみつは、ただ私たちが好んで食べるだけの美味しい食材です。
栄養は満点ですが、ローヤルには劣ります。
サプリメントなどから摂取したい栄養がたっぷり含まれているので、ぜひ取り入れたいところです。